2018.11.02
プールカバーシートの効果
11月に入り寒くなり、すっかり冬らしくなってきましたね!特に朝晩は冷えますね!寒がりの私としては、ずっと9月頃の陽気だと過ごしやすくて最高です。(日本は四季があるのでなかなかそうはいきませんけどね。)
寒くなるとスイミング業界で必要になるのがプール用の保温カバーシート、いわゆるプールカバーシートです。この時期に保温カバーをかける施設が一気に増えます。結果、当社に問い合わせが増える商品の一つです。
では、どのくらい効果があるのか?少しお話をさせて下さい。
以下の話は施設毎の環境や条件で差はでますので、参考程度に考えて下さい。
通常の屋内プールで冬場の水温設定は30.5℃位が平均です。保温カバーシートをかけない場合、朝の時点で水温が28.0℃、つまり水温が2.5℃低下します。一般的なプール施設だと水温を1℃上昇させるのに1時間程度かかるので30.5℃に戻すために約2.5時間かかります。
保温カバーシートをした場合は朝の水温が29.0℃、水温低下が1.5℃。約1℃の水温低下を抑えることができます。つまり昇温時間も約1時間短縮することが可能です。
更に、水温を1℃上昇させるために必要な油代、ガス代を抑えることができ、試算すると月に約10万円~15万円程度と考えられます。最近の油代、ガス代の高騰がプール施設の経費に大きな影響を与えていますので、大きな経費削減効果として現れます。また、結露を防ぐことも出来るので、長いスパンで建物への影響を考えるとこちらも大きなメリットがあります。
最近では夜、朝の人員不足も大きな問題で、頭を抱えている施設が多いと聞きます。
いかに少人数、短時間で作業が出来るかがポイントではないかと思います。
女性でも軽々持てる新商品も色々と出ております。検討の価値はあると思います。
プールだけでなく、お風呂でも大きな効果があります。サンプル依頼も受け付けております。一度お試しあれ!
兼松 巧