2020.01.29
水泳授業が変わる!?学校プールの新しい動き
みなさんこんにちは!
まずはこちらの記事をご覧下さい。
西日本新聞さんの記事ですが、この流れは福岡市だけでなく
日本全国に広がっています。
問題山積の学校プール
今、高度経済成長期に造られた学校プールは
どこも老朽化の課題に直面しています。
本来であれば、改修工事をする必要があるのですが
夏場の熱中症対策や安全対策に予算が回っているので
プールに予算がつきません。
また先生たちの抱える課題もあります。
水泳は学習指導要領で必修となっています。
なので授業はやらなくてはいけません。
しかし、多くの児童を一人で指導し、一人で安全を監視しないといけないため
それだけで手一杯です。
なかなか授業の質の向上まで手が回りません。
プールの清掃や水質管理も先生たちの仕事になるため
その負担は精神的にも肉体的にも大きいそうです。
こういった学校施設の課題や先生たちの働き方の課題を解決するために
民間のスイミングスクールを活用する流れが広がっています。
大手スポーツクラブが既に学校授業への参入を表明したり、
名古屋でも試験的に民間のスイミングスクールで
学校の水泳授業を行い、実際に運用した場合の
問題点をシミュレートしたという話も聞きました。
学校プールといえば炎天下の中で
燃えるように熱いプールサイドを歩いた思い出や
雨で水泳授業がなくなった思い出がありますが、
令和の時代は屋内で快適な水泳授業が
全国どこでも受けられるようになるのかもしれませんね。